当会設立30周年記念誌発行

 当会の設立30周年を記念して技術士稲門会設立30周年記念誌を発行しました。

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技術士稲門会 2023年度総会 報告

 2023年6月10日(土)、西早稲田キャンパス52号館102教室をメイン会場として、対面とオンラインのハイブリッド形式で総会が開催されました。昨年に続き、オンライン併用のため、地方在住会員や学生が参加しやすかったようで、会員26名並びに学生24名の計50名が参加し、本総会が進行しました。
 原田会長による開催挨拶の後、令和4年度会計報告及び大学技術士連絡協議会等の活動報告が、笹口幹事長により行われました。また、今年度より山田謙二様、木村健様、山﨑一正様の3名が新たに幹事に加わることが承認されました。
 「技術士への誘い」として、一色幹事から技術士資格の詳細やメリット・勉強法等について、現役学生に説明が行われました。続いて、理工学部化学/生命化学科卒・化学/生命化学専攻修了の原島大様と理工学部材料工学科卒・資源/材料工学専攻修了の渡辺正満様から、技術士一次と二次試験の受験体験についての話がありました。その後、「技術者倫理を学ぼう」と題し、貴志幹事(日本技術士会倫理委員長)から2023年3月8日に改定された倫理綱領について説明がありました。
 今回の記念講演は、原田会長並びに阿部幹事による「働き方改革に寄与するオフィスの設計」についてでした。既に1970年代には欧州で一般的であった人間工学に基づいた自由なオフィスのレイアウトや近年日本でも始まった場所に縛られずチームで流動的に働くためのフリーアドレスの実例について説明があり、考えさせられる内容でした。
 コロナウィルスの5類感染症移行に伴い、3年ぶりに竹内ラウンジにて懇親会が行われました。会員同士の交流や昨今の世界情勢など多岐にわたる議論が有り、大いに盛り上がり終会となりました。
 顧問の岩波先生には、ハイブリッド形式での総会開催にあたり、ご協力いただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。
  

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令和4年度 大学技術士会連絡協議会総会報告

 令和5年3月11日(土)、東京電機大学東京千住キャンパスをメインハブとして、「大学技術士会連絡協議会総会」が行われました。コロナ禍の時節柄、対面とオンラインのハイブリット方式で総会が開催され、当会より4名の会員が対面で参加致しました。
 当日は、日本全国の大学及び関係者が参加し、総参加団体31校/70名により総会が開催されました。
 今回会場となった東京電機大学技術士会 石塚昌昭会長の開会の言葉の後、大技連事務局 柏門技術士会 安部 毅副会長から総会関連事項の連絡・審議がありました。
 主な内容は、
1) 新規加盟校の紹介(新加盟2校の挨拶:東京海洋大学技術士会 市川正和会長/徳島大学技術士会 松浦康博副会長)
2) 幹事校の継続(東京都市大学/工学院大学/東北大学/京都大学/東京電機大学/近畿大学/中部大学/明治大学/東海大学/東京大学の10校)
3) 大議連関連情報の取扱(試験結果や個人情報など取扱いの注意について)
でした。
 続いて日本技術士会から活動報告があり
1) 新CPD制度に関するトピックス 中川 裕康(技術士制度検討委員会委員長)
2) 技術士広報に関するトピックス 笹口 裕昭(広報委員会委員長/当会幹事長)
3) 技術士試験に関するトピックス 月岡 靖(試験・登録部長)
から、各種学会とのCPD連携、ラジオ等による広報活動、本年度の大学や属性別合格者数などの報告がありました。
 恒例の記念講演では、「脳磁波から解る脳の仕組み」と題して、東京電機大学名誉教授・元学長 小谷誠先生より、脳波の計測技術開発やセロトニン型幸福感について講演があり、定年後の生き方として、大変参考になる内容でした。
 閉会の言葉として、赤門技術士会 浅見泰司会長(東京大学副学長)より理科教育や技術者の活性化について話があり、終会となりました。
 3年ぶりの対面総会の開催のため尽力していただいた、事務局及び幹事校の皆様に厚く御礼申し上げ、当会としても引き続き、大技連運営に協力していきたいと思います。
 

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2022年度見学会報告「梓設計本社オフィス」

 2023年3月9日木曜日、明治大学技術士会/日本建築家協会/当技術士稲門会会員による梓設計本社オフィスの見学会を行いました。
 2019年8月に竣工した梓設計本社オフィスは、各所各フロアに分散していた本社機能を縦横約100m×65m(延床面積約5300㎡)のワンフロアに集約するため、物流倉庫を活用した「ワンプレート型オフィス空間」に設計の妙があります。
 階高6.6mの見わたせるフロアには、約450名の職員が働く設計ですが、座席数はその7割程度であり、場所に縛られずチームで流動的に働くため、フリーアドレスが導入されています。
 共通の資料棚も最小限に抑えられ、ペーパーレスの観点から資料の電子化(CAD/BIM)を行っています。
 居住域空間(床上3m程度)に対して、ベース空調を床下内給気とする空調計画とし、また照明計画ではグループ/パターン制御を採用することで、施設使用電力は移転前と比べて、㎡あたり約45%減を実現しています。
 また、建築基準法における防火区画を実現するため、天井部に防火防煙シャッター設備が施されており、物流倉庫をオフィスに利用する工夫を感じることができました。
 見学後の懇親会では、世界情勢やエネルギー問題など多方面の話題で議論が行われ、大いに盛り上がりました。



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技術士稲門会 2022年度総会 報告

 2022年6月11日(土)、西早稲田キャンパス52号館301教室をメイン会場として、オンラインと対面のハイブリッド形式で総会を開催しました。昨年に続き、オンライン併用のため、地方在住会員や学生が参加しやすかったようで、顧問の先生と会員25名、並びに23名の学生、計48名が参加し、本総会が進行しました。また、明治大学技術士会・東京電機大学技術士会・蔵前技術士会の他校技術士会の方々の参加をいただきました。
 原田会長による開催挨拶の後、令和3年度会計報告及び大学技術士連絡協議会等の活動報告が、笹口幹事長により行われました。その後、「技術士への誘い」として、一色幹事から技術士資格の詳細やメリット・勉強法等について、現役学生に対して説明が行われました。また、理工学部機械工学科卒・機械工学専攻修了の塩見英一様から、「楽しく学び続けて」とのタイトルで、技術士一次試験の受験体験についての話がありました。
 今回の講演は、日本の課題として挙げられている原子力発電について、資源エネルギー庁課長補佐の青田優子様より「高レベル放射性廃棄物処理事業について」の説明があり、稲門OGであり第36代日本原子力学会会長の藤田玲子様から「高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化」と題して、高レベル放射性廃棄物の削減のため、廃棄物の中に含まれる貴金属を取り出し再資源化する技術について説明がありました。エネルギー政策だけでなく国際展開を含めた日本のポテンシャルについて、考えさせられる内容でした。
 コロナ禍と言う事もあり、残念ながら総会終了後の懇親会は行わず、散会となりました。ハイブリッド形式での総会開催にあたり、岩波先生をはじめゼミ学生の皆さんに運営のご協力いただきました。この場をお借りして感謝申し上げるとともに、各会員のご健康と一刻も早くコロナが収束することをお祈り申し上げます。

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2022年総会、講演会のご案内

 今年も、技術士稲門会総会をオンライン併用で開催いたします。総会講演会では、稲門出身で元科学技術振興機構 (JST) ImPACTプログラムマネージャーの藤田玲子先生から、放射性廃棄物処理の現状と将来についてお話しをいただく予定です。
 また、講演会の前には、学生やOB/OG向けの「技術士への誘い」を開催します。これは大学と連携して当会が毎年主催している技術士制度の説明会です。技術士や修習技術者の先輩から、技術士の生き方や第一次試験の概要を紹介していただきます。学生に加えて皆様のお知り合いで技術士を目指している方々に、ご参加の案内をお願いします。
 ウェブ参加も可能です。遠方の会員の皆様も、ぜひご参加をお願い致します。

  • 日 時:2022年6月11日(土)13:00~16:00 (12:30より会場/ウェブともに受付開始)
  • 場 所:理工キャンパスの会議室とZoomによるオンラインの併用開催
    (理工キャンパスor Zoom参加のどちらかを申込時ご連絡ください)
  • 議事次第:
    13:00~13:30 会長挨拶、技術士稲門会総会
    13:30~14:30 「技術士への誘い」- 技術士制度、技術士資格の説明会
    14:30~14:45 高レベル放射性廃棄物の処理事業について(説明:資源エネルギー庁)
    14:45~15:45 講演会 演題:「高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化」
                  講師:藤田 玲子 先生(日本原子力学会 福島特別プロジェクト代表)
    15:45~16:00 ウェブ参加の皆様からのご意見、ご質問
  • 参加費:会場参加、ウェブ参加ともに無料(学生も自由に参加できます)
    申込先:笹口()宛メールでお申込みください。(申込締切り:6月3日)
    お申込みいただいた方には、直前に理工キャンパスの教室番号or ZoomのID, P/Wをお知らせしますので、連絡先メールアドレスを忘れずにお書きください。
  • 技術士稲門会会員の皆様へのお願い
    毎年、会員の皆様へ年会費のご協力をお願いしておりますが、納付状況は芳しくありません。当会の運営は、すべて会員の年会費のみで賄っています。総会に参加されない会員の方々も、ぜひ年会費の徴収にご協力ください。なお、年会費は2,000円です(学生会員は無料)。2017年度から、「終身会費」の制度が導入されました。年会費の10年分にあたる20,000円を終身会費としてお納めいただくと、翌年以降の年会費の納入が不要となります。多くの会員の皆さまも、ぜひこの機会に「終身会費」の納入にご協力ください。年会費、終身会費の納入は、下記の銀行口座へのお振込みとなりますので、ご協力をお願いいたします。
  • 会費等の振込先
     みずほ銀行飯能支店(店番号:303)
     口座番号:2002411 口座名:技術士稲門会
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