平成23年11月会長挨拶

 11月28日母校土木学科(現在は名称は異なりますが)教授小泉先生を訪問しました。森田さん、岡さんと3人で面会し、日頃技術士稲門会がお世話になっているお礼を申し上げました。
かねてからの懸案課題の一つ、技術士稲門会の学校への恩返し活動、学校との連携活動の具体化の件です。「先輩による学生への研究助言制度の構築」についてお話をしました。会員の中から19名の方から、研究論文やお仕事の実績表をお送りいただきました。それを整理し、小泉先生に手渡しました。
 小泉先生は土木の先生ですので、当面土木系の学生さんが、技術士の先輩に卒論や修論の助言をもらいたいと言う時に、関係分野の研究をしたことのある会員を技術士稲門会が責任もって紹介し、学生への助言活動をするという試みを実践しましょう。
 試行錯誤を経ながら、実績が積み重なれば、他の学問分野にも広げていただき、最終的には理工学部全体と技術士稲門会がネットワークを構築できればと思っております。ぜひ、会員の皆様に、学生への助言活動を通して、大学との連携、恩返しをし、技術士稲門会の更なる発展につなげて行ければと思います。
 技術士稲門会としての課題があります。同窓会として対応する以上、同窓会として助言活動のマニュアル作りをしなければなりません。最近社会の話題にあるよう、アカハラ、セクハラ対応も明確にしなければなりません。どのように助言をすれば学生から喜ばれ有意義で実りある活動となるか、会員の皆様と幹事団と意見交換を重ね、ガイドラインを作りたいと思います。
 現在、研究実績表を提出いただいた会員は19名ですが、ぜひ多くの同窓生から提出いただければ幸いです。
 また、海外に飛躍したい学生もいると思いますが、私含め海外留学経験をお持ちの方、海外勤務のご経験のある会員には、海外留学や海外勤務の助言もできるとよいと思います。

原田敬美 72建築学科卒、74修士修了、
技術士(建設)、工学博士、一級建築士
技術士稲門会会長(フルブライト同窓会会長)

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